IoTに欠かせない無線通信。通信できる距離によって、長距離、中距離、短距離とありますが、そのうち、短距離無線通信で一番の成功例は「*Suica」です。

*Suica(スイカ)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京モノレール・東京臨海高速鉄道等 で導入されている共通乗車カード・電子マネー

20160409画像はJR東日本さんからお借りしました。

「Suica」にはRFID技術が採用されています。SuicaカードにRFタグを搭載、改札口にはRFIDリーダ・ライタが使われています。改札口でカードをかざせば、管理コンピュータと情報がやり取りされ、運賃が自動的に精算されます。「RFID」とは、「Radio Frequency IDentification」(無線自動認証)の略です。電波を使って物を識別できます。非接触型で情報がやり取りできる仕組みです。

RFID技術はバーコード技術の進化版ともいえます。RFIDはこの他、スーパーマーケットや物流倉庫などでの在庫管理にも広く応用されています。